更新をさぼっていて申し訳ないです。
素粒子カフェ等の告知さえできていない始末。
去る 2016 年 2 月 11 日、アメリカの LIGO が重力波を検出したと発表し話題になりました。
日本でも神岡鉱山に建設された KAGRA も間もなく稼働開始するということで、重力波観測が本格化することが期待されます。
先日開催された物理講座で、重力波について教わってきましたので、それについて解説したいと思います。
続きを読むしようかな、と。
このブログはもともと、物理学 Advent Calendar 2014 用の記事を、技術系ブログから隔離するために作ったもので、Advent Calendar が終わってからは利用していませんでした。
が、なんかもったいないので、機会があったら使うことにします。
あ、ノーベル物理学賞。日本人の梶田隆章さんが受賞されましたね。ニュートリノ振動に関する研究とのこと。心よりお祝い申し上げます。
生憎とそれについて書けるほどの知識はないので、この話題はこれでおしまい。
ペースは遅いと思いますが、宜しくお願い致します。
この記事は物理学アドベントカレンダー 2014の9日目です。
昨日は俺でした。
明日もたぶん俺です。*1
第一回で、こういうことを書きました。
1929年、アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルは、我々の住むこの宇宙はだんだん膨張しているという事実を発見しました。
ということは、時間をどんどん遡っていくと、昔の宇宙は今よりずっと小さかったということになります。
その極限、すなわち、宇宙誕生の瞬間の状態を知ろうとするためには、ミクロの世界の科学である素粒子論からアプローチする必要があるというわけです。
また、前回は
この世界には4つの力がありますが、これらは、宇宙が誕生した直後は1つの力で、それから時間が経つに従って分かれてきたと言われています。
時間を巻き戻していけば、4つの力は一つの力に統一されます。
つまり、この世界を支配するすべての力を、4つの理論ではなく1つの理論で説明することができるのです。
とも言いました。
宇宙誕生の瞬間の様子を明らかにし、宇宙全体を記述するただ一つの法則を見つけ出すことが、現代物理学の究極目標の一つと言ってよいでしょう。